オーロラ花珠真珠とは?天女との違いや最新価格相場、購入時のポイントを徹底解説

オーロラ花珠真珠とは、優れた品質を持つアコヤ真珠に与えられる称号です。真珠科学研究所が設ける基準をクリアした真珠のみが選ばれます。

「花珠」と名のつく真珠は多く出回っており、鑑定基準の違いによって品質にばらつきがあるのが実情です。購入時には、信頼できる鑑定機関の証明書を確認することが重要です。

当記事では、主に以下のことが分かります。

  • オーロラ花珠真珠とオーロラ天女の違い
  • オーロラ花珠真珠の最新価格相場
  • オーロラ花珠真珠を購入する際の4つのチェックポイント

最後まで見れば、オーロラ花珠真珠の魅力が分かり、質が良い真珠ジュエリーを選べるようになるでしょう。

オーロラ花珠真珠とは

オーロラ花珠真珠とは、真珠科学研究所が認定する最高品質のアコヤ真珠のことです。

品質が良いアコヤ真珠は「花珠真珠」と呼ばれます。その中で厳格な基準をクリアした、さらにグレードの高い真珠がオーロラ花珠真珠です。

真珠科学研究所が定義するオーロラ花珠真珠の基準は以下の通りです。

  • 種類:6mm以上のホワイト系アコヤ真珠
  • 巻き:0.4mm以上
  • 形:セミラウンドまで
  • 傷・照り:真珠科学研究所基準の独自基準で判断

これらの基準を満たした真珠は、オーロラ花珠真珠の称号を手に入れられます。フォーマルシーンはもちろん、大切な人へのプレゼントとして選ばれることも多く、長く愛用できる逸品です。

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オーロラ花珠真珠以外の真珠のグレード|どんな違いがある?

ここでは、オーロラ花珠真珠以外の真珠のグレードにおける違いを解説します。

  • オーロラ花珠真珠と花珠真珠の違い
  • オーロラ花珠真珠とオーロラ天女の違い

オーロラ花珠真珠は、アコヤ真珠の中でとくに優れた品質を持つ真珠ですが、他にもグレードが存在します。

最後まで見れば、オーロラ花珠真珠と花珠・オーロラ天女の違いが分かり、真珠の知識を深められるでしょう。

オーロラ花珠真珠と花珠真珠の違い

花珠真珠とは、高品質なアコヤ真珠に与えられる称号です。照りや巻きなど、一定の基準をクリアした真珠だけが「花珠」と認定されます。

しかし、花珠真珠に決まった定義はなく、必ずしも「花珠真珠=高品質」とは限りません。機関によって評価基準が異なるため、質が悪い真珠でも花珠と鑑定されてしまうケースもあります。

対して、オーロラ花珠真珠は、花珠真珠の中でさらに質が良い真珠を指します。花珠真珠の上位グレードにあたり、巻き・照り・傷・形・色の全ての基準を満たした極めて美しい真珠です。

オーロラ花珠真珠とオーロラ天女真珠の違い

オーロラ花珠真珠とオーロラ天女真珠の違いは、照り(輝き)です。オーロラ花珠真珠の中で、とくに照りが強い真珠だけがオーロラ天女に認定されます。

オーロラ天女真珠のほうが傷が少ないわけでも、巻きが厚いわけでもありません。あくまで照りが最も重視される基準となります。

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【アイテム別】オーロラ花珠真珠の最新価格相場

オーロラ花珠真珠の最新価格相場は以下の通りです。

  • ネックレス:30万円~100万円
  • ピアス・イヤリング:10万円~20万円
  • 指輪:13万円~25万円

オーロラ花珠真珠はアイテムによって価格帯が異なり、サイズやデザインによっても値段が変わります。

ここでは、オーロラ花珠真珠の最新価格相場をアイテム別で紹介します。最後まで見れば、オーロラ花珠真珠の相場が分かり、予算や用途に合わせて最適なジュエリーを選べるでしょう。

ネックレス:30万円~100万円

オーロラ花珠真珠ネックレスの価格相場は、30万円~100万円です。大きさやデザインによっては、100万円を超えることもあります。

オーロラ花珠真珠のネックレスは、繊細な光沢と美しい色味が特徴です。シンプルながらも気品があり、冠婚葬祭やパーティーなど、フォーマルな場面で活躍します。

上品で洗練された印象を与えてくれるため、年齢を問わず長く愛用できるジュエリーとなるでしょう。

ピアス・イヤリング:10万円~20万円

オーロラ花珠真珠のピアス・イヤリングは、10万円~20万円が相場です。真珠のサイズや照りの強さによって価格が変動します。

オーロラ花珠真珠のピアスは、上品な輝きを耳元に添えるジュエリーとして人気です。小さめのピアスは控えめで上品な印象、大粒のピアスはより華やかで存在感のある仕上がりになります。

普段使いしやすいのは7~7.5mmですが、よりゴージャスな印象を求める場合は8mm以上のサイズを選ぶのもおすすめです。

指輪:13万円~25万円

オーロラ花珠真珠の指輪の相場は、13万円~25万円前後です。シンプルなデザインの指輪はフォーマルだけでなく、普段のコーディネートにも取り入れやすく、年齢問わず長く使えます。

ダイヤモンドを添えた指輪はとくに綺麗で、大切な人へ送る記念日のギフトとしてもぴったりです。上質な輝きが指元を美しく見せてくれるため、お肌がパッと明るくなります。

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オーロラ花珠真珠を購入する際の4つのチェックポイント

オーロラ花珠真珠を購入する際のチェックポイントは以下の4つです。

  • 真珠鑑別鑑定書
  • 照り・巻き
  • 粒の大きさ

オーロラ花珠真珠のデザインや値段、大きさはさまざまなため、どれを選べば良いのか迷う場合もあります。

ここでは、オーロラ花珠真珠を選ぶ際に確認したいチェックポイントを解説します。最後まで見れば、オーロラ花珠真珠の選び方が分かり、購入後に後悔しなくなるでしょう。

真珠鑑別鑑定書

真珠鑑別鑑定書とは、真珠の品質を示す証明書であり、巻きの厚さ・照り・形状・傷の有無などが細かく記載されています。

例として、真珠科学研究所では以下のようなオーロラ花珠真珠の鑑別鑑定書を発行しています。

引用元:真珠科学研究所

真珠科学研究所は厳格な品質基準を設けており、基準を満たした真珠にのみ「オーロラ花珠」の称号を与えています。

真珠の鑑定機関は他にもいくつか存在しますが、鑑定基準はそれぞれ異なります。全ての鑑別鑑定書が同じ基準で発行されているわけではありません。

代表的な鑑定機関は、真珠科学研究所と真珠総合研究所の2つです。これらは鑑定機関として信頼性が高いため、安心してオーロラ花珠真珠を購入できます。

照り・巻き

巻きとは、真珠層の厚さを指し、十分な厚みがあるほど劣化しにくく、耐久性が高まります。 かつては養殖期間が長く、厚い巻きを持つ真珠が多く出回っていました。

しかし、現在は短期間で養殖された薄巻きの真珠が増えており、購入後すぐに劣化してしまうケースも珍しくありません。そのため、巻きが厚いオーロラ花珠真珠を選ぶことが大切です。

対して、照りは真珠の光沢や輝きのことで、美しく見えるかどうかを左右します。 照りが強い真珠は、光を鮮やかに反射し、深みのある輝きを持ちます。

逆に、照りが弱いと真珠がぼやけた印象になり、見た目の高級感も損なわれてしまいます。購入後も長く愛用できるように、品質の高いオーロラ花珠真珠を選びましょう。

粒の大きさ

オーロラ花珠真珠を購入する際は、粒の大きさもチェックしましょう。

実際、多くの人がサイズ選びで迷います。あらかじめ人気のあるサイズを知っておけば、失敗を防ぐことが可能です。

オーロラ花珠真珠ネックレスを選ぶ際は、以下のサイズを参考にしてください。

  • 7.5~8.0mm:最も一般的なサイズで、20~30代におすすめ
  • 8.0~8.5mm:長身・ふくよかな人にも馴染む
  • 8.5~9.0mm:大粒で存在感があり、華やかな印象に仕上がる

なお、50代以上の人には9.0~9.5mmの大きめサイズがおすすめです。決して派手すぎるわけではなく、格式のある場面でも自然に馴染みます。

将来的に買い替えの必要がないように、最初から少し大きめを選ぶと良いでしょう。


真珠には、実体色(真珠自体の色)と干渉色(光の反射で見える色)の2種類があります。オーロラ花珠真珠のボディカラーは基本的にホワイト系ですが、干渉色の違いによってピンク系、ピンクグリーン系、グリーン系に分類されます。

オーロラ花珠真珠を購入する際は、干渉色の違いが自分の肌のトーンに合っているかを確認することが大切です。理想の輝きを持つオーロラ花珠真珠を選べば、満足度が高まるでしょう。

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オーロラ花珠真珠を安く買う方法|激安は危険?

オーロラ花珠真珠を安く買う方法として、フリマアプリやネットオークションを利用する選択肢がありますが、基本的におすすめはできません。 ほとんどが中古品であり、保存状態や品質が保証されていないためです。

いざ届いて確認したら、写真と実物に差を感じたり、変色や劣化が進んでいたりする可能性もあります。

また、極端に安いオーロラ花珠真珠は、以下のような理由で価格が抑えられていることがあるため、慎重に検討してください。

  • 売れ残りの処分品
  • 長期間保管されたことで劣化し、照りが弱くなっている
  • オーロラ花珠の基準をギリギリでクリアしている

オーロラ花珠真珠は安さだけを基準に選ぶのではなく、品質を重視して検討しましょう。

なお、真珠の購入先については以下の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。
真珠(パール)を買うならどこが一番いいの?購入先や注意点を徹底解説

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オーロラ花珠真珠を長く使うには?3つの注意点を解説

オーロラ花珠真珠の注意点は以下の3つです。

  • 使用後のお手入れ
  • 着用時
  • 保管時

オーロラ花珠真珠の輝きと美しさを長く保つためには、扱い方に注意しなければなりません。

ここでは、オーロラ花珠真珠を長く愛用するために押さえておきたいポイントを解説します。最後まで見れば、オーロラ花珠真珠の寿命の伸ばし方が分かり、末永く使えるようになるでしょう。

使用後のお手入れ

オーロラ花珠真珠に汗や皮脂が付着したまま放置すると、輝きが失われる原因になります。 使用後は必ず柔らかい布で拭き取るようにしましょう。

とくに夏場や長時間着用した際は、真珠表面に汗や汚れが残りやすいため、入念に拭き取ることが大切です。

オーロラ花珠真珠を拭く際は、真珠専用クロスや眼鏡拭きをおすすめします。傷つけることなく表面の汚れを落とし、美しい照りを長く保てます。

なお、真珠は基本的に水洗い不要な真珠です。どうしても汚れが気になる場合は、ぬるま湯で軽く湿らせた布で拭き、その後しっかり乾拭きしましょう。

着用時間

オーロラ花珠真珠は、化粧品や香水、ヘアスプレーなどと接触すると劣化しやすくなるため、着けるタイミングに気をつけましょう。メイクやヘアセットを終えてから身に着けることで、ダメージを最小限に抑えられます。

また、料理、入浴、温泉、プールなどでは外すのが基本です。

保管時間

真珠は、保管方法を間違うと劣化が進みやすくなります。直射日光や高温多湿、乾燥した場所は避け、ケースに入れて大事に保管しましょう。

他のジュエリーと接触すると傷つくため、個別に保管することが望ましいです。また、防虫剤や芳香剤は真珠を劣化させる原因となるため、離れた場所に置いてください。

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オーロラ花珠真珠以外で真珠に与えられる特別な称号

オーロラ花珠真珠以外で真珠に与えられる称号は以下の通りです。

  • 黒蝶真珠:オーロララグーン
  • 白蝶真珠:オーロラヴィーナス
  • 淡水真珠:オーロラフレッシュマルガリータ

真珠の品質を証明する称号は、アコヤ真珠に与えられるオーロラ花珠真珠だけではありません。

ここでは、真珠科学研究所が認定する真珠の称号について解説します。最後まで見れば、オーロラ花珠真珠以外でグレードが高い真珠が分かり、品質を判断できるようになるでしょう。

黒蝶真珠:オーロララグーン

グリーン系の黒蝶真珠の中で品質が優れたパールは、「オーロララグーン」と呼ばれます。オーロララグーンに認められる黒蝶真珠は、厚い巻きと綺麗な真円が特徴です。

その他、ブルー系にはオーロラプラチナブラック、レッド系にはオーロラサンセットブラックの名が与えられます。

詳細は以下の記事で解説しているため、参考にしてください。
最高級の黒蝶真珠とは?特徴や価値を決める評価ポイント、価格を徹底解説

白蝶真珠:オーロラヴィーナス

品質の高さが認められたシルバー系の白蝶真珠には、「オーロラヴィーナス」の称号がつきます。ラウンド系かつ、巻きの厚い真珠が選ばれるため、希少価値が高いのが特徴です。

また、ゴールド系にはオーロラ茶金、その他の色にはオーロラ白蝶クイーンの称号が与えられます。

白蝶真珠は、白蝶貝から採れる大粒で気品ある輝きを持つ真珠です。高級感あふれる真珠を求める人にぴったりと言えるでしょう。

淡水真珠:オーロラフレッシュマルガリータ

淡水真珠の中でも、最高品質と認められたホワイト系には、「オーロラフレッシュマルガリータ」の称号が与えられます。また、パープル系はオーロラ紫金、オレンジ系はオーロラ朱金と呼ばれます。

淡水真珠は、アコヤ真珠や南洋真珠に比べて安価な値段で手に入ることが特徴です。普段使いにもぴったりで、幅広いコーデに合わせられます。

淡水真珠についてより詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
淡水真珠とは?特徴・価格・品質を徹底解説

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オーロラ花珠真珠に関する4つのよくある質問

オーロラ花珠真珠に関するよくある質問は以下の4つです。

  • 真珠の最高ランクは?
  • アコヤ真珠と花珠真珠の違いは何?
  • パールのオーロラ効果とは?
  • ミキモトにオーロラ花珠真珠はある?

ここでは、オーロラ花珠真珠に関連するよくある質問に回答します。最後まで見れば、オーロラ花珠真珠に関する悩みや疑問が解決し、新たな知識がつくでしょう。

真珠の最高ランクは?

真珠の最高ランクは、真珠科学研究所が認定する「オーロラ天女」です。オーロラ天女は、照りが強い真珠にのみ与えられる称号です。

最高品質の真珠を求めるなら、オーロラ花珠やオーロラ天女の称号がついた真珠を選ぶと良いでしょう。

アコヤ真珠と花珠真珠の違いは何?

アコヤ真珠と花珠真珠の違いは品質です。

アコヤ真珠は、日本産真珠の中でも最も広く知られている種類です。花珠真珠は、アコヤ真珠の中でとくに品質が高い真珠を指します。

花珠真珠は、巻き、照り、形、色、傷の程度で評価されます。しかし、明確な定義はないため、鑑定機関によって基準はバラバラです。

パールのオーロラ効果とは?

オーロラ効果とは、真珠の下側に現れる干渉色のことです。 2001年に真珠科学研究所の創業者である小松博氏によって発見されました。

光を拡散させる環境で真珠を観察すると、真珠表面にオーロラのような美しい色彩が映し出されるのが特徴です。

ミキモトにオーロラ花珠真珠はある?

ミキモトでは、オーロラ花珠真珠は販売されていません。

しかし、ミキモトの真珠は、厳格な社内基準に基づいて選別されており、ブランドとしての信頼性が高いことが特徴です。オーロラ花珠真珠は販売されていませんが、品質の高いアコヤ真珠を取り扱っています。

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まとめ:オーロラ花珠真珠の称号は上質なアコヤ真珠である証

オーロラ花珠真珠は、真珠科学研究所が認定する最高品質のアコヤ真珠です。巻き、照り、傷、形、色の厳格な基準を満たした真珠のみが選ばれ、鑑別鑑定書が発行されます。

また、オーロラ花珠真珠の中でより強い照りを持つ真珠は、オーロラ天女として認定されることも特徴です。

オーロラ花珠真珠は、輝きと美しさで多くの人を魅了する真珠です。購入の際は信頼できる鑑定機関の証明書を確認し、品質の高いオーロラ花珠真珠を選びましょう。

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