真珠(パール)の種類を徹底解説!特徴や違い、偽物との見分け方を紹介

真珠の種類は以下のとおりです。


代表的な真珠

希少性が高い真珠

個性的な真珠

人工真珠

・アコヤ真珠

・花珠真珠

・ケシ真珠

・マベ真珠

・黒蝶真珠

・白蝶真珠

・淡水真珠

・ゴールデンパール

・アワビ真珠

・メロパール

・コンクパール

・バロックパール

・ベビーパール

・貝パール

・コットンパール

・プラスチックパール

・ガラスパール


真珠は主に代表される・希少性が高い・個性的な・人工のもの4つ項目に分類します。真珠の種類について知りたい場合、項目ごとの特徴を把握することが大切です。

なお当記事では、以下のことがわかります。

この記事でわかること

  • 真珠の種類を本物か偽物か見る方法
  • 真珠のランクの決め方
  • シーン別の真珠の選び方

最後まで見れば、真珠の種類ごとの特徴やシーンに合わせた選び方がわかり、お気に入りの真珠が見つかるでしょう。

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代表的な養殖・天然真珠の7種類

代表的な養殖・天然真珠の種類は以下の7つです。

  • アコヤ真珠
  • 花珠真珠
  • ケシ真珠
  • マベ真珠
  • 黒蝶真珠
  • 白蝶真珠
  • 淡水真珠


上記の7つは、真珠のことを知って抑えたい種類です。ここでは、代表的な養殖・真珠の種類を詳しく解説します。


最後まで見れば、代表する種類が理解でき、真珠の知識が蓄えられます。

アコヤ真珠

アコヤ真珠は、古事記などの最初にも登場する歴史が古い真珠です。1893年には日本で養殖も始まりました。


母貝のアコヤ貝は7cmで、中で育つアコヤ真珠は6〜8mmの間で育つことが多いです。そのため、9mmのアコヤ真珠は希少性によって高額でお取引されます。


項目

内容

読み方

あこやしんじゅ

母貝

アコヤ貝

産地

愛媛県・長崎県・三重県・熊本県

ホワイト・クリーム・グリーン・ピンク・シルバー・ゴールド・ブルー

大きさ

2mm~10mm

花珠真珠

花珠真珠はアコヤ真珠の中で、照り・巻き・形・色・キズが高品質と認定された種類です。1990年ごろから、鑑別機関のお墨付きをいただいたものが花珠真珠と呼ばれるようになりました。


鑑別機関の一つである真珠科学研究所では、オーロラ花珠という呼称が使用されています。

項目

内容

読み方

はなだましんじゅ

母貝

アコヤ貝

産地

愛媛県・長崎県・三重県・熊本県

ホワイトピンク・ピンク・ホワイト・ライトクリーム

大きさ

2mm~10mm

ケシ真珠

ケシ真珠は、母貝に偶然入ってしまったので真珠層ができて生成された真珠です


ケシ真珠は母貝の種類によって色やサイズが異なります。


項目

内容

読み方

けししんじゅ

母貝

種類問わず形成される

産地

母貝により異なる

ホワイト・クリーム・ゴールド・シルバー・ピンク・グリーン・ブルー・ブラックなど

大きさ

母貝により異なる

マベ真珠

マベ真珠は、母貝の中半円形に成長する真珠です。 基本的な形状は半円形ですが、核によってはドロップ・三角・四角・ハートなどの形状にも成長します


マベ真珠の特徴は、虹色やオーロラに輝く色です。また、母貝のサイズは25cmのため、真珠の中は10〜20mmに成長します。


項目

内容

読み方

まべしんじゅ

母貝

マベ貝

産地

台湾・香港・インドネシア・奄美大島

虹色・オーロラ

大きさ

10mm~20mm

黒蝶真珠

黒蝶真珠は1970年代に日本が技術援助をしたことで、タヒチにて量産化に成功した真珠です。そのため、タヒチ真珠という別名もあります。


母貝の黒蝶貝は10〜20cmになり、中の真珠も10mm以上に育ちます。


項目

内容

読み方

くろちょうしんじゅ

産地

タヒチ・ニューカレドニア・クック諸島・石垣島・奄美大島

ブラックグリーン・ブラックレッド・グレー・ゴールド

大きさ

10mm以上

白蝶真珠

白蝶真珠は、戦前に南洋諸島と呼ばれる島々で白蝶貝を使って養殖されてきた歴史があります


母貝の白蝶貝は20〜30cmのサイズに育つため、白蝶真珠は10mm以上に成長することもポイントです。また、直径16〜17mmに育つ個体もあります。


項目

内容

読み方

しろちょうしんじゅ

母貝

白蝶貝

産地

インドネシア・ミャンマー・オーストラリア・フィリピン・タイ・日本

ゴールド・イエロー・ホワイト・シルバー

大きさ

10mm以上

淡水真珠

淡水真珠は、日本の霞ヶ浦や琵琶湖で養殖されています。1990年代以降は、中国で盛んに養殖が始まりました。


母貝の種類が多いため、2〜10mmのさまざまなサイズに成長します。また、オーバル・ドロップ・ラウンド・ボタンなど、育つ形状にも種類があることも特徴です。


項目

内容

読み方

たんすいしんじゅ

母貝

ヒレイケチョウ貝・カラス貝・イケチョウ貝

産地

中国・日本

ホワイト・パープル・オレンジ

大きさ

2mm~10mm

 

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希少価値が高いレアな真珠の4種類

希少価値が高いレアな真珠の種類は以下の4つです。

 

  • ゴールデンパール
  • アワビ真珠
  • メロパール
  • コンクパール


真珠の中には、希少性の高い種類がいくつかあります。ここでは、希少価値が高いレアな4つの真珠を詳しく解説します。


最後まで見れば、希少価値のある真珠の種類がわかり、真珠についてご理解いただければ幸いです。

ゴールデンパール

ゴールデンパールは白蝶貝の中でも、貝殻の内側が黄褐色になるゴールドリップ種から生成されます。


ゴールドリップ種で育ったゴールデン真珠がすべてパールになるわけではなく、生成されるのは全体の2〜3%と言われています。白蝶貝のサイズに合わせて成長するため、10mm以上になる個体が多いです。


項目

内容

母貝

白蝶貝(ゴールドリップ種)

産地

インドネシア・フィリピン

ゴールド

大きさ

10mm以上

アワビ真珠

アワビ真珠は、文字通りアワビ貝から生成される真珠です。マベ真珠と同じように、半円形の形で成長します。


アワビ真珠の母貝であるアワビ貝は10〜12cmで、中の真珠は5〜15mmの大きさに育つことが一般的です。中には20mm以上に育つ個体もあります。


アワビ真珠は、高級食材であるアワビ貝の中でもごく一部しか生成されないため、希少価値が高いです。


項目

内容

母貝

アワビ貝

産地

日本・メキシコ・ニュージーランド・カリフォルニア・韓国

ピーコックグリーン・ブルー

大きさ

5mm~15mm

メロパール

メロパールは南シナ海の海域で育つ真珠です。ハルカゼヤシ貝という約30cmの母貝で生成されるため、30mmに成長することがあります。


色合いはオレンジカラーが基本で、黄色・赤褐色・白の個体も発見されています。メロパールは養殖が伝説的、食用として採取されたハルカゼヤシ貝から偶然発見されるものがあり、市場に出回ることが少ないです。


項目

内容

母貝

ハルカゼヤシ貝

産地

ベトナム・フィリピン・ミャンマー・インドネシア・台湾

オレンジ・イエロー・赤褐色・ホワイト

大きさ

30mm

コンクパール

コンクパールは、ピンク貝という巻貝から生成される真珠です。 真珠層を形成するのではなく、交差板構造からなる種類で表面には火焔模様が見られます。


一般的に色合いはピンクが主流ですが、イエローやベージュなどのカラーが届いたこともあります。 コンクパールは一万個のうち1個の割合でしか手に入らないため、希少価値が高い真珠の一つです。


項目

内容

母貝

ピンク貝

産地

カリブ海・フロリダキーズ諸島・キューバなど・西インド諸島

ピンク・イエロー・ベージュ・レッド・ホワイト

大きさ

5mm~10mm

 

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サイズ・形が個性的な真珠の2種類

サイズ・形が個性的な真珠の種類は以下の2つです。

 

  • バロックパール
  • ベビーパール


真珠の中には独特の形状で人気を博す種類もあります。ここでは、サイズ・形が個性的な2つの真珠を詳しく解説します。


最後まで見れば、変わったサイズ・形の真珠が理解でき、知識の一つとして加えていただけます。

バロックパール

バロックパールは、母貝に入った核に大量が付着して生成された真珠です。ポルトガル語の「バロッコ=いびつ・歪んだ」から名前がつきました。


バロックパールはどのような母貝からも生成されます。 動画は唯一無二の形状が注目され、パールジュエリーに使用されることが増えています。


項目

内容

母貝

種類問わず形成される

産地

母貝により異なる

母貝により異なる

大きさ

母貝により異なる

ベビーパール

ベビーパールはアコヤ真珠の中でも5mm以下のものをお断りします。 三重県の伊勢湾でのみ生産されていると言われており、アコヤ真珠の中で4 のみがベビーパールとなります。


ベビーパールは、一般的な真珠とは違う身に着けると主張が遠慮になるため「カジュアルに使いやすい」と人気がございます。


項目

内容

母貝

アコヤ貝

産地

三重県

ホワイト・クリーム・グリーン・ピンク・シルバー・ゴールド・ブルー

大きさ

5mm以下

 

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人の手を加えて作られた人工真珠の4種類

人の手を加えて作られた人工真珠の種類は以下の4つです。

 

  • 貝パール
  • コットンパール
  • プラスチックパール
  • ガラスパール


真珠には人工的に作られた種類もあります。ここでは、人の手を加えて作られた4つの人工真珠を詳しく解説します。


最後まで見れば、人工真珠について理解でき、本物と養殖との違いが理解できるでしょう。

貝パール

貝パールは人工真珠の中でも、本物に近い印象を与える種類です。天然の貝殻に人工パール塗料と真珠箔を何度も塗って作ります


日本の工房では、人工パール塗料や真珠箔を塗布して乾燥させる作業を繰り返し、貝パールの層を大切に形成しています。


項目

内容

素材

天然の貝殻・人工パール塗料・真珠箔

産地

スペインのマジョルカ島・中国・日本

コットンパール

コットンパールは綿を圧縮して丸く成形し、人工パール塗料を表面に塗って仕上げたものです。綿の繊維によって凸凹とした質感になるため、アンティークな雰囲気を出すジュエリーに採用されています。


コットンの柔らかい質感の影響で、肌あたりが優しいこともポイントです。色はホワイト・クリーム・グレー・ブラックなど、さまざまなバリエーションが展開されています。


項目

内容

素材

綿・人工パール塗料

産地

韓国・日本

プラスチックパール

プラスチックパールは、丸く成形したプラスチックに人工パール塗料を組み合わせて作ります。プラスチックパール自体が軽量のため、大きなサイズの真珠アクセサリーで使用されることが特徴です。


プラスチックパールは価格帯が安く、気軽に身に着けられる種類です。色や大きさは製造元により異なります。


項目

内容

素材

プラスチックパール・人工パール塗料

産地

中国・日本

ガラスパール

ガラスパールは、球体ガラスパーツに人工パール塗料を何度も重ねて作ったものです。最後の仕上げにポリッシュを使用すると、ミガキガラスパールという種類になります。


ミガキガラスパールは表面がより艶やかになり、オーロラのように7色を持つパールになることが特徴です。


項目

内容

素材

ガラス玉・人工パール塗料・ポリッシュ

産地

中国・日本

 

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真珠の種類を本物か偽物か見守る5つの方法

真珠の種類を本物か偽物か見る方法は以下の5つです。

  • ブラックライトを襲う
  • 真珠同士をこすり合わせる
  • 真珠の温度・重さを確認する
  • 穴の断面を見る
  • 真珠のプロに見てもらう


真珠を見極める方法は複数あります。ここでは、真珠が本物・偽物のどちらに分類されるのかについて詳しく解説します。


最後まで見れば、真珠の種類の識別方法が分かり、購入判断前の材料として使えます。

ブラックライトを襲う

真珠の種類を見る適切な方法は、ブラックライトを襲うことです。本物の真珠に紫外線を放出するブラックライトを襲うと、蛍光色の緑や青に光ります。


反対に、以下のような反応を見せるのは真珠の可能性が高いです。

  • 表面だけ光る
  • 白光は変化しない

ただし、本物の真珠の中には、蛍光色の青に光らないタイプもありますので、ブラックライトでの見分け方は100%ではありません。

真珠同士をこすり合わせる

真珠の種類を見てみませんか、真珠同士をこすり合わせてみましょう。


本物の真珠の個体同士をこすると、ザラザラとした主観が得られます。このザラつきは、真珠が長い年月を経て生成した真珠層の主観です。


どちらか、プラスチックパールやガラスパールなどをこすると、ツルツルとした様子になります。本物の真珠とは柔らかくて慎重さを感じた場合は、偽の可能性が高いです。


注意点として真珠同士をこすり合わせるときは、力を加えず丁寧に扱って下さい。

真珠の温度・重さを確認する

真珠の種類を見る慎重な方法は、真珠の温度・重さを確認することです。


真珠は熱伝導率が高い宝石です。そのため、銀の皿や金属のフライパンを触ったときと同じように、ひんやりとした冷たさを感じます。


人工真珠のプラスチックパールやガラスパールは熱伝導率が遅いため、触れた数秒後に生じる暖かさを感じることが特徴です。


また、本物の真珠は持ったときにずっしりとした重量を感じます。反対に、プラスチックパール・ガラスパール・コットンパールは軽いことが特徴です。

穴の断面を見る

真珠の種類を本物か見分ける場合は、真珠の穴の断面を見てください。本物の真珠には綺麗な穴が開いています。


本物の真珠は長い年月をかけて形成された真珠層があるため、穴あけ処理がキレイに施せることもポイントです。


一方、偽物の真珠は穴を開けたあとにコーティング処理を行う影響で、穴の断面が不均等でボコっとした質感になっています。真珠の穴の断面を見るときは、ルーペや拡大鏡を使うと良いでしょう。

真珠のプロに見てもらう

真珠の種類を見分ける方法は、真珠のプロに見てもらうことです。真珠鑑定のプロは長年真珠を査定してきた経歴があるため、本物・偽物を素早く判断します。


また、真珠買取専門店は真珠の鑑定機械を複数所有しています。さまざまな機械を駆使して本物・偽物を見分けるほか、真珠の種類を導き出すことが可能です。


真珠鑑定のプロによる査定は無料で利用できます。真珠の種類が何かわからず悩んでいる人は積極的に活用しましょう。

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真珠のランクは何で決まる?種類以外の評価ポイント

真珠の種類以外でランクが決まる評価ポイントは以下の6つです。


  • 巻き照り
  • 大きさ
  • キズ
  • 色(実体色/干渉色)


真珠の価値を決めるのは種類だけではありません。ここでは、真珠のランクを決める評価ポイントを詳しく解説します。


最後まで見れば、真珠のどこを見て評価するのかがわかり、真珠鑑定について知識が深まるでしょう。

巻き

真珠のランクを決めるのは「巻き」です。巻きとは真珠層の厚さのことを指します。


真珠層が厚い個体は耐久性が高く長持ちします。また、真珠特有の美しい光沢を放つものも、真珠層が厚い個体です。


アコヤ真珠の場合は0.4mm以上の巻きがあると「厚い」と判断されます。白蝶真珠などは0.8mm以上の巻きがあると評価は高まります。

照り

真珠のランクを決める評価ポイントに「照り」も挙げられます。照りとは、真珠が放つ光沢・光の強さのことです。


真珠に光を当てると、複数に重なり合った真珠層の間で反射します。真珠層が緻密に重なっているほど、内側から光が強く反射して美しく輝くのです。


つまり、真珠の照りと巻きは密接な関係がある評価ポイントです。

大きさ

真珠のランクは「大きさ」でも決まります。真珠の大きさとは直径の長さのことです。


基本的に真珠は、サイズが大きいものほど価値が高く扱われます。アコヤ真珠の場合、大きく育つのが難しいため、9mm以上の個体は希少価値が高まります。


黒蝶真珠や白蝶真珠は10mm以上が一般的なサイズになり、それ以上の大きさに育った個体は価値が高いです。

真珠のランクを決める評価ポイントには「」も含まれます。真珠は以下のように複数の形に分けられます。

 

  • ラウンド
  • ニアラウンド
  • オーバル
  • ドロップ
  • バロック
  • ケシ


基本的に真珠は形に歪みがなく、ラウンド(真円)に近いものほど高く評価されます。


ただし、オーバルやドロップなどの真珠本来の形状を活かしたアクセサリーなら、悪く評価されることは少ないです。

キズ

真珠のランクを決めるのは「キズ」です。真珠は表面に傷やエクボ(へこみ)がない場合、高品質として評価されます。


ただし、真珠は傷つきやすい宝石のため、少しのキズやエクボは評価を下げる対象にはなりません。注意したいのが以下の加工によってできたキズです。

 

  • 着色
  • 染色
  • シミ抜き
  • 研磨


加工のキズは耐久性を損ねる要素です。鑑定により加工キズが認められると価値が下がってしまいます。

色(実体色/干渉色)

真珠のランクを決める評価ポイントは「」です。真珠の色は実体色と干渉色に分けられます。


実体色は真珠本来の色合いを指す言葉です。ホワイト・グレー・ブラック・ゴールドなど、種類特有の色の美しさが評価されます。


干渉色は真珠に光が当たった際に見せる色合いのことです。たとえばホワイトカラーの真珠でも、光が反射するとピンクやグリーンに輝くケースがあります。


美しい色合いの干渉色を持つ真珠は高評価を得やすいです。

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どの種類の真珠を身につければ良い?シーン別の選び方を解説

シーン別の選び方を以下の2つに分けて解説します。

 

  • 普段使いする場合
  • 葬儀や結婚式などの冠婚葬祭の場合


真珠のアクセサリーを使う際「どの種類の真珠を身につければ良い?」と疑問に思う場面は少なくありません。ここでは、2つのシーン別に真珠の選び方を詳しく解説します。


最後まで見れば、TPOに合わせた真珠の選び方がわかり、大人としてふさわしい振る舞いができるようになるでしょう。

普段使いする場合

真珠を普段使いする場合は、以下の種類がおすすめです。

シーン

真珠のネックレスの長さ・内容

さまざまなシーンで着用

・40cm前後

・鎖骨にフィットする長さで、Vネックやタートルネックなど、さまざまな首元のファッションに合う

・カジュアルやビジネスのどちらでも活用できる

パーティ(昼間)で着用

・50~60cm

・胸元にかかる長さで、上半身を華やかに演出する

・オフィスカジュアルなシーンでも活用できる

パーティ(夜間)で着用

・70~80cm

・胸の真ん中に当たる長さでチュニックやワンピースに合わせやすい

・短めのネックレスと組み合わせも可能


真珠一粒ネックレス(アコヤ真珠・白蝶真珠・淡水真珠)は普段使いしやすい種類です。また、パールネックレス(アコヤ真珠・黒蝶真珠)もカジュアルシーンに合わせられます。

葬儀や結婚式などの冠婚葬祭の場合

葬儀や結婚式などの冠婚葬祭の場合は、以下の種類の真珠ネックレスがおすすめです。


種類/行事

葬儀・お通夜

結婚式・披露宴

入学式・卒業式

同窓会

成人式

アコヤ真珠(ホワイト)

アコヤ真珠・黒蝶真珠(グレー)

黒蝶真珠(ブラック・ピーコックグリーン)

白蝶真珠(ホワイトゴールド)

×

淡水真珠

×

×

2連・3連・ロングネックレス

×

デザインネックレス

×


冠婚葬祭では、慶事と弔事によってふさわしいパールの種類が異なります。冠婚葬祭にふさわしいパールジュエリーについては、以下の記事で詳しく解説しているためご覧ください。

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知っておくべき真珠の3つの注意点!買ってから後悔しないためには?

知っておいて損はない真珠の注意点は以下の3つです。

 

  • 真珠は繊細でお手入れが必要です
  • 中古品の購入は普通
  • 使ってしまったら早めに買取に出しましょう


真珠のジュエリーを持つなら、いくつかの注意点に気をつける必要があります。ここでは、真珠の取り扱いに関する注意事項を詳しく解説します。


最後まで見れば、真珠で気を付けるべきポイントが分かり、購入後も後悔せずに持ち続けられるでしょう。

真珠は繊細でお手入れが必要です

真珠の注意点の1つ目は、繊細でお手入れが必要な宝石だということです。 真珠は有機物で、外部からの刺激で表面の真珠層が剥げたりキズがついたりしてしまいます。


そのため、着用後はやわらかい布で汗・皮脂・化粧品などの成分をふき取りましょう。また、紫外線・防虫剤・高温多湿の下の環境での保管も避けてください。


真珠は他の宝石や貴金属でこすとキズがつくため、分けがある保管箱で隔離するように保管してください。

中古品の購入は普通

真珠の注意点の2つ目は、中古品の購入は単に悪い事です。真珠は時間とともに品質が低下し、比例して価値も下がってしまいます。


ミキモトやタサキなどの有名ブランドの品物で鑑定書つきのジュエリーの場合も、真珠がすり替えられている恐れがあり危険です。


また、中古品を販売する側の知識が足りない場合、鑑定内容だけで劣化した真珠に高値をつけて販売するケースがあります。中古品は購入リスクが高いため、一応避けたほうが良いでしょう。

使ってしまったら早めに買取に出しましょう

真珠の注意点の3つ目は、無駄になったら早めに購入することです。


真珠は劣化しやすい保管方法に注意が必要な宝石です


そのため、購入後に「使う機会が全然ない」と感じたら、すぐに売却を考えてください。 また、買取の際は真珠買取に強い専門店を選ぶと、正しい査定によって高額査定が期待できます。

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真珠の種類に関する4つのよくある質問

真珠の種類に関するよくある質問は以下の4つです。

 

  • 真珠の珍しい色は?
  • 淡水パールの種類は?
  • 真珠の最高ランクは?
  • アコヤ真珠と本真珠の違いは?


真珠の種類について、疑問を抱く人は多いでしょう。ここでは、みんなのよくある質問と回答を紹介します。


最後まで見れば、真珠の種類についての疑問が解決し、真珠についての正しい知識を蓄えられます。

真珠の珍しい色は?

真珠の珍しい色は、ホワイト系なら真っ白な輝きを放つものです。白蝶真珠のゴールデンパールの場合、金色が濃いものが高く評価されます。


黒蝶真珠の中では、ピーコックグリーンと呼ばれるクジャクの羽のように多彩な色合いが見えるものが、珍しいと言われる希少性が高いです。

淡水パールの種類は?

淡水パールの種類は以下のとおりです。


形状

内容

ラウンド・セミラウンド

真円に近いもの

バロック

不定形なもの

ボタン

球体を押しつぶしたような形

卵型

ケシ

ケシの花びらのような形

フェザー

枝のような形


淡水パールは母貝や育つ環境によって、上記のようにさまざまな形状で生成されます。

真珠の最高ランクは?

アコヤ真珠の最高ランクは「天女(真珠科学研究所の表記)」です。真珠総合研究所では無調色の最高ランクを「雪白珠」、調色の最高ランクのものを「FIVE STAR」と表記します。


天女・雪白珠・FIVE STARは、花珠真珠よりもさらに上のランクです。

アコヤ真珠と本真珠の違いは?

アコヤ真珠と本真珠には違いはありません。アコヤ真珠は真珠の種類を表す名称で、本真珠は本物の真珠全体のことを指す言葉です。


そのため、アコヤ真珠も本真珠と呼ばれることがあります。

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全部:真珠の種類を知り、自分に合った一つを見つけよう

真珠の種類を以下でもう一度おさらいしましょう。


代表的な真珠

希少性が高い真珠

個性的な真珠

人工真珠

・アコヤ真珠

・花珠真珠

・ケシ真珠

・マベ真珠

・黒蝶真珠

・白蝶真珠

・淡水真珠

・ゴールデンパール

・アワビ真珠

・メロパール

・コンクパール

・バロックパール

・ベビーパール

・貝パール

・コットンパール

・プラスチックパール

・ガラスパール


真珠は種類によって産地・色・大きさが異なります。そのため、様々な種類の特徴を捉えて、お気に入りの一つを見つけるのがおすすめです。


真珠を購入する前には、本物か偽物か見ていく方法や真珠の注意点を必ず再確認してください。


また、普段使いや冠婚葬祭にふさわしい真珠の種類も参考にして、ファッションを彩る一品を購入しましょう。

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